代表的なインデックス指数をまとめて紹介【投資信託・ETFのベンチマーク】

ベンチマーク資料
ハリネ
ハリネ

インデックス投資のインデックス指数ってどんな種類があるの?

たくさんあって、よくわからないの。

こんにちは、ハリネ。

確かにインデックス投資の基準になるインデックス指数は、たくさん種類があるからどれを選んでいいのか悩んでしまうよね。

でも、よく分からないままで投資をするのは怖いよね。

インデックス指数が違うと投資する対象が変わってしまうからね。

リスクとリターン、そして値動きの激しさが全く違うんだ。

投資をするなら何のインデックス指数に投資するのか、しっかり理解してから投資しようね。

そうすれば、何が起きても、自分でしっかり判断できるようなるよ。

今回は代表的なインデックス指数について一緒に勉強しようね。

今回わかる事

・代表的なインデックス指数の内容

【全世界株式】FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス

全世界株式を対象にした指数になるよ。

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス は世界の投資可能な株式市場の大規模、中規模、小規模の企業を対象にした指数になるんだ。その構成数は約7,400銘柄にもなる。全世界株式の約98%をカバーしているんだ。

MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスも世界に投資できるけど、その違いは小規模も対象にしていることだね。

SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド や 楽天・全世界株式インデックス・ファンド などが代表的な投資信託になるんだ。

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス

運用する会社はFTSE社(フッツィー)

ロンドン証券取引所の100%子会社

ファイナンシャル・タイムズ(Financial Times)とイギリスのロンドン証券取引所(London Stock Exchange)からFTとSEをとった。

全世界の大・中・小企業が投資の対象

時価総額加重平均型

全世界の株式の47カ国が対象(先進国、新興国、日本)

全銘柄は約7400銘柄

全世界の株式市場の約98%をカバー

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスの指数についてはこちらです。

【全世界株式】MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス

こちらも全世界株式を対象にした指数になるよ。

MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスは全世界の投資可能な株式市場の大規模、中規模の企業を対象にした指数になるんだ。

その構成数は約2,500銘柄になる。

全世界株式市場の時価総額の約85%をカバーしているんだ。

小規模な企業は対象外な点には注意してほしいな。

eMAXIS Slim全世界株式などが代表的な投資信託になるよ。

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスなら小規模な企業も対象になるんだ。でも、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス をベンチマークにしている投資信託の方が人気が高いみたいだよ。

MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス

運用する会社はMSCI社(モルガンスタンレー・キャピタル・インターナショナル)

全世界の大・中企業が投資の対象(小企業は対象外)

時価総額加重平均型

全世界の株式市場の45カ国以上が対象(先進国、新興国、日本、フロンティア国は含まず)

全銘柄は約2500銘柄

全世界株式市場の時価総額の約85%をカバー

MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスの指数についてはこちらです。

全世界株式についての解説はこちらです。

【先進国株式】FTSEデベロップド・オールキャップ・インデックス

先進国株式を対象にした指数になるよ。

FTSE デベロップド ・オールキャップ・インデックス は先進国の投資可能な株式市場の大規模、中規模、小規模の企業を対象にした指数になるんだ。

その構成数は約5,700銘柄になる。

同じ先進国株式の指数のMSCI KOKUSAIとの違いは小規模も対象であること。

投資対象に「日本」「韓国」も含まれていることがあげられるよ。

SBI-SBI・先進国株式インデックス・ファンドなどが代表的な投資信託になるんだ。

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス

ロンドン証券取引所の100%子会社

ファイナンシャル・タイムズ(Financial Times)とイギリスのロンドン証券取引所(London Stock Exchange)からFTとSEをとった。

全世界の大・中・小企業が投資の対象

時価総額加重平均型

先進国の構成国は「日本」「韓国」「アメリカ」「イギリス」「フランス」「カナダ」「ドイツ」などの25カ国。

全銘柄は約5700銘柄

市場規模が一番大きなものが「アメリカ」で60%程度。

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスの指数についてはこちらです。

先進国株式の解説についてはこちらです。

【先進国株式】MSCI KOKUSAI インデックス

こちらも先進国株式を対象にした指数になるよ。

MSCI KOKUSAI インデックスは先進国の投資可能な株式市場の大規模、中規模の企業を対象にした指数になるんだ。

その構成数は約1,300銘柄になる。

小規模企業は対象にしていないんだ。

こちらの方は日本や韓国は含まれない指数になるんだ。

個別に日本株投資を行っている人なら都合がよかったりするかもね。

どちらが自分の分散投資に使いやすいか検討していこうね。

eMAXIS Slim先進国株式などが代表的な投資信託になるよ。

MSCI KOKUSAI インデックス

運用する会社はMSCI社(モルガンスタンレー・キャピタル・インターナショナル)

先進国の構成国は「アメリカ」「イギリス」「フランス」「カナダ」「ドイツ」などの22カ国。

対象の中に日本は入っていない。

市場規模が一番大きなものが「アメリカ」で70%程度。

大・中企業が投資の対象(小企業は対象外)

銘柄数 約1300銘柄

時価総額加重平均型

MSCI KOKUSAI インデックスの指数についてはこちらです

先進国株式についての解説はこちらです。

【新興国株式】MSCIエマージング・マーケット・インデックス

成長率が高い新興国株式を対象にした指数になるよ。

MSCIエマージング・マーケット・インデックスは新興国の投資可能な株式市場の大規模、中規模の企業を対象にした指数になるんだ。

その構成数は約1,350銘柄になる。

小規模な企業は対象外だよ。

eMAXIS Slim新興国株式などが代表的な投資信託になるんだ。

MSCIエマージング・マーケット・インデックス

運用する会社はMSCI社(モルガンスタンレー・キャピタル・インターナショナル)

新興国の大・中規模が投資の対象(小規模は対象外)

時価総額加重平均型

新興国の株式市場の26ヵ国以上が対象(先進国、日本、フロンティア国)

全銘柄は約1350銘柄

新興国株式市場の時価総額の約85%をカバー

MSCIエマージング・マーケット・インデックスの指数についてはこちらです

新興国株式の解説についてはこちらです。

【米国株式】S&P500

S&P500はずっと右肩上がりで成長している米国株式の株式指数

その構成数は500銘柄になるよ。

成長性は歴史が証明しているよね。

初めて投資をするなら全世界株式か米国株式のどちらかを選びたいな。

私もメインの投資先は米国株式になんだよ。

S&P500をベンチマークにした投資信託の信託報酬(手数料)は非常に安いんだ。

世界の株式市場を引っ張っている米国株式に安価で投資できるのは嬉しいよね。

代表的な投資信託はeMAXIS Slim米国株式、SBI・V・S&P500インデックス・ファンドがあるよ。

S&P500

運営会社はS&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社

米国株式の大・中企業を対象

時価総額加重平均型

米国株式の約500銘柄が対象

米国株式の約80%をカバー

S&P500の指数についてはこちらです。

S&P500の解説についてはこちらです。

【全米株式】CRSP US トータル・マーケット

右肩上がりを続けている米国株式を対象にした指数になるよ。

CRSP US トータル・マーケットは米国の投資可能な株式市場の大規模、中規模、小規模の企業を対象にした指数になるんだ。

その構成数は約4,000銘柄にもなる。

米国株式の約100%をカバーしているんだ。

S&P500との大きな違いは小規模も対象にしていることだね。

楽天VTIやSBI・V・全米株式などが代表的な投資信託になるんだ。

CRSP USトータル・マーケット

運営会社はCRSP社

米国株式の大・中・小企業を対象

時価総額加重平均型

米国株式の約4000銘柄が対象

米国株式の約100%をカバー

https://hanimiti.com/crsp-us-total-market-component-ratio/
https://hanimiti.com/tousi-america-index/

CRSP USトータル・マーケットの指数についてはこちらです 。

米国株式についての解説はこちらです。

【情報技術】NASDAQ100

NASDAQ100は高い成長率をみせているハイテク企業を中心に構成された指数になるんだ。

その構成数は約100銘柄になるよ。

高い成長性がある反面、分散割合は低めだからリスクが高いといえる。自分のリスク許容度を見極めて活用ようね。

iFreeNEXT NASDAQ100やNZAM・ベータ NASDAQ100などが代表的な投資信託なんだ。

レバレッジを効かせたiFreeレバレッジ NASDAQ100や楽天レバナスも有名だよ。

NASDAQ100

NASDAQ Index Dissemination Services(NIDS)によって算出・更新

ナスダックに上場する金融以外の時価総額上位100銘柄を対象(米国以外も対象になる)

時価総額加重平均型

米国株式の約100銘柄

ハイテク企業を中心に構成

NASDAQ100の指数についてはこちらです

米国株式についての解説はこちらです。

【ダウ工業株30種平均】NYダウ

NYダウは米国の株式指数の一つになるよ。

1886年からずっと右肩上がりで成長している株式指数なんだ。

その構成数は30銘柄になるよ。

堅実な成長性は歴史が証明しているね。

でも分散割合は低いから投資するならS&P500を選びたいな。

NYダウ

運営会社はS&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社

米国株式の上場企業30社を対象

株価平均型

米国株式の30銘柄

米国株式のさまざまな業種の代表的な銘柄を選出


NYダウの指数についてはこちらです。

米国株式についての解説はこちらです。

まとめ

投資信託の活用は資産運用の大きな手助けになるんだ。

投資未経験なら全世界株式に少額投資をおこなって資産運用に慣れることから始めるといいよ。

積立NISAを始めるなら全世界株式より高いリターンが狙える米国株式も有力候補。

どちらも長期・分散・積立投資が基本になるからね。

運用資金の値動きに慣れてきたら、他の気になるインデックス指数に資産の一部を投資してみるのも楽しいよ。

ハリネ
ハリネ

初めは全世界株式のインデックス・ファンドから始めるの

ワクワクするの

最後に投資の基礎知識もリンクを貼っておきます。

これがきっかけで投資をがんばる人の役に立てればと思います。

今回の記事が参考になると嬉しいです。

一緒にコツコツ継続していきましょう。

ありがとうございました。

【自己紹介】

こんにちはハニミチ(@hanimiti)です。

投資の学びを皆様に伝えたくてブログを書いています。

仲良くしていただけると嬉しいです。

【この記事を書いた人】

  • ハニミチ@hanimiti
  • 妻に内緒でFIRE大作戦遂行中
  • 積立NISA満額運用
  • 2020年から投資開始
  • 家計の支出削減大成功
  • 40代妻子持ちサラリーマン
  • 企業型確定拠出年金満額運用
  • 若干ブラックな大手企業に勤務
  • 全世界株式と米国株式がお気に入り

\SBI証券の公式ページで詳細を確認

SBI証券[旧イー・トレード証券]
ベンチマーク資料
hanimitiをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました