インデックス投資のインデックス指数ってどんな種類があるの?
たくさんあって、よくわからないの。
こんにちは、ハリネ。
確かにインデックス投資の基準になるインデックス指数は、たくさん種類があるからどれを選んでいいのか悩んでしまうよね。
でも、よく分からないままで投資をするのは怖いよね。
インデックス指数が違うと投資する対象が変わってしまうからね。
リスクとリターン、そして値動きの激しさが全く違うんだ。
投資をするなら何のインデックス指数に投資するのか、しっかり理解してから投資しようね。
そうすれば、何が起きても、自分でしっかり判断できるようなるよ。
今回は代表的なインデックス指数について一緒に勉強しようね。
【全世界株式】FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
全世界株式を対象にした指数になるよ。
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス は世界の投資可能な株式市場の大規模、中規模、小規模の企業を対象にした指数になるんだ。その構成数は約7,400銘柄にもなる。全世界株式の約98%をカバーしているんだ。
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスも世界に投資できるけど、その違いは小規模も対象にしていることだね。
SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド や 楽天・全世界株式インデックス・ファンド などが代表的な投資信託になるんだ。
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスの指数についてはこちらです。
【全世界株式】MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス
こちらも全世界株式を対象にした指数になるよ。
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスは全世界の投資可能な株式市場の大規模、中規模の企業を対象にした指数になるんだ。
その構成数は約2,500銘柄になる。
全世界株式市場の時価総額の約85%をカバーしているんだ。
小規模な企業は対象外な点には注意してほしいな。
eMAXIS Slim全世界株式などが代表的な投資信託になるよ。
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスなら小規模な企業も対象になるんだ。でも、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス をベンチマークにしている投資信託の方が人気が高いみたいだよ。
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスの指数についてはこちらです。
【先進国株式】FTSEデベロップド・オールキャップ・インデックス
先進国株式を対象にした指数になるよ。
FTSE デベロップド ・オールキャップ・インデックス は先進国の投資可能な株式市場の大規模、中規模、小規模の企業を対象にした指数になるんだ。
その構成数は約5,700銘柄になる。
同じ先進国株式の指数のMSCI KOKUSAIとの違いは小規模も対象であること。
投資対象に「日本」「韓国」も含まれていることがあげられるよ。
SBI-SBI・先進国株式インデックス・ファンドなどが代表的な投資信託になるんだ。
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスの指数についてはこちらです。
【先進国株式】MSCI KOKUSAI インデックス
こちらも先進国株式を対象にした指数になるよ。
MSCI KOKUSAI インデックスは先進国の投資可能な株式市場の大規模、中規模の企業を対象にした指数になるんだ。
その構成数は約1,300銘柄になる。
小規模企業は対象にしていないんだ。
こちらの方は日本や韓国は含まれない指数になるんだ。
個別に日本株投資を行っている人なら都合がよかったりするかもね。
どちらが自分の分散投資に使いやすいか検討していこうね。
eMAXIS Slim先進国株式などが代表的な投資信託になるよ。
MSCI KOKUSAI インデックスの指数についてはこちらです
【新興国株式】MSCIエマージング・マーケット・インデックス
成長率が高い新興国株式を対象にした指数になるよ。
MSCIエマージング・マーケット・インデックスは新興国の投資可能な株式市場の大規模、中規模の企業を対象にした指数になるんだ。
その構成数は約1,350銘柄になる。
小規模な企業は対象外だよ。
eMAXIS Slim新興国株式などが代表的な投資信託になるんだ。
MSCIエマージング・マーケット・インデックスの指数についてはこちらです
【米国株式】S&P500
S&P500はずっと右肩上がりで成長している米国株式の株式指数。
その構成数は500銘柄になるよ。
成長性は歴史が証明しているよね。
初めて投資をするなら全世界株式か米国株式のどちらかを選びたいな。
私もメインの投資先は米国株式になんだよ。
S&P500をベンチマークにした投資信託の信託報酬(手数料)は非常に安いんだ。
世界の株式市場を引っ張っている米国株式に安価で投資できるのは嬉しいよね。
代表的な投資信託はeMAXIS Slim米国株式、SBI・V・S&P500インデックス・ファンドがあるよ。
【全米株式】CRSP US トータル・マーケット
右肩上がりを続けている米国株式を対象にした指数になるよ。
CRSP US トータル・マーケットは米国の投資可能な株式市場の大規模、中規模、小規模の企業を対象にした指数になるんだ。
その構成数は約4,000銘柄にもなる。
米国株式の約100%をカバーしているんだ。
S&P500との大きな違いは小規模も対象にしていることだね。
楽天VTIやSBI・V・全米株式などが代表的な投資信託になるんだ。
https://hanimiti.com/crsp-us-total-market-component-ratio/
https://hanimiti.com/tousi-america-index/
CRSP USトータル・マーケットの指数についてはこちらです 。
【情報技術】NASDAQ100
NASDAQ100は高い成長率をみせているハイテク企業を中心に構成された指数になるんだ。
その構成数は約100銘柄になるよ。
高い成長性がある反面、分散割合は低めだからリスクが高いといえる。自分のリスク許容度を見極めて活用ようね。
iFreeNEXT NASDAQ100やNZAM・ベータ NASDAQ100などが代表的な投資信託なんだ。
レバレッジを効かせたiFreeレバレッジ NASDAQ100や楽天レバナスも有名だよ。
NASDAQ100の指数についてはこちらです
【ダウ工業株30種平均】NYダウ
NYダウは米国の株式指数の一つになるよ。
1886年からずっと右肩上がりで成長している株式指数なんだ。
その構成数は30銘柄になるよ。
堅実な成長性は歴史が証明しているね。
でも分散割合は低いから投資するならS&P500を選びたいな。
まとめ
投資信託の活用は資産運用の大きな手助けになるんだ。
投資未経験なら全世界株式に少額投資をおこなって資産運用に慣れることから始めるといいよ。
積立NISAを始めるなら全世界株式より高いリターンが狙える米国株式も有力候補。
どちらも長期・分散・積立投資が基本になるからね。
運用資金の値動きに慣れてきたら、他の気になるインデックス指数に資産の一部を投資してみるのも楽しいよ。
初めは全世界株式のインデックス・ファンドから始めるの
ワクワクするの
最後に投資の基礎知識もリンクを貼っておきます。
これがきっかけで投資をがんばる人の役に立てればと思います。
今回の記事が参考になると嬉しいです。
一緒にコツコツ継続していきましょう。
ありがとうございました。
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