こんにちはハニミチ(@hanimiti)です。
投資で学んだ知識をみなさんと共有したくてブログを始めました。
はじめて投資をする人ならきっと役に立つと思います。
私と一緒に小さなお金持ちになって、悠々自適な選択できる人生を目指しましょう。

ハニミチさん。
インデックス・ファンドってたくさんの種類があるんだね。
投資する地域や対象がかわると利益率やリスクも全然違うんだね。
もっと詳しく知りたいの。
こんにちは、ハリネ。
インデックス・ファンドはたくさんの種類があるよね。そして、インデックス・ファンドを上手に選べるようになれば資産を増やす大きな助けになるよ。
でも、インデックス・ファンドの中には、信託報酬(手数料)が高いものや、リスクが高くて初心者には不向きな商品も多いんだ。自分に合ったインデックス・ファンドを探すのなら、基準になるインデックス・ファンドを知っておくと便利だよ。
今回は標準的なインデックス・ファンドについて一緒に勉強しようね。
・ベンチマークの基準として覚えておきたいS&P500指数について
・アメリカに投資するオススメのインデックスファンドについて
・全世界の経済成長の恩恵を簡単に受けられるインデックス・ファンドについて
・先進国株式のインデックス・ファンドの忘れやすい特徴について
・新興国株式に投資するときの注意点と使いやすいインデックスファンドについて
インデックスファンドは自分に合ったものを選ぶ必要があります。
自分の資産の状況と資産運用の方法を見定めて、ゆとりをもって投資をしましょう。
【S&P500】ベンチマークの判断基準

まずはインデックス・ファンドの運用を決めるベンチマークに注目しよう。
ベンチマークはインデックス・ファンドの運用成績に直接かかわるものなんだ。
インデックス・ファンドはベンチマークと一致するように(インデックス運用)、もしくは上回るように(アクティブ運用)資産運用を行うからベンチマークはとっても大切なんだよ。
そんなベンチマークを比較するときに指針となる株価指数がS&P500なんだ。
S&P500は米国株式の優秀な企業500社を対象にした株価指数になる。
S&P500は将来的に右肩上がりの指数で、年間の利益率は6.7%程度。しかも、S&P500に連動しているインデックス・ファンドの手数料(信託報酬)は非常に安いものが多いんだよ。だから、投資するインデックス・ファンドを選ぶときはベンチマークの指数がS&P500と比べてみると投資する価値があるのかを判断しやすくなるんだ。
S&P500の詳しい解説はこちらです。
米国株式に投資するインデックス・ファンド
米国株式は将来的に右肩上がりを見込めるため、長期投資にとても向いている投資対象なんだ。
さっき勉強したS&P500は米国株式の代表的な株価指数になるんだけど、アメリカの株式を対象にした株価指数はいくつもあるんだ。
代表的な米国株式の株価指数を紹介するね。
S&P500
アメリカの優秀な企業500社を対象にした株価指数だよ。
米国株式の約80%をカバーしているんだ。
時価総額加重平均型の株価指数になるよ。これは、時価総額が高い企業に投資する割合が多くなるから、大きな企業の業績に左右されやすい傾向があるよ。
NYダウ
120年の歴史があるアメリカの代表的な株価指数だよ。米国の上場企業30社が対象なんだ。
株価平均型の株価指数になるよ。対象となる株価の合計を対象企業の数で割ったものだよ。
この指数の注意点としては、株の発行が少なくて株価が高い企業の影響を大きく受けるてしまう傾向があるんだ。
CRSP US トータル・マーケット
米国株式市場に上場した大・中・小企業を対象にしていて約4000銘柄から構成されているんだ。
米国株式のほぼ100%をカバーしているよ。
時価総額加重平均型の株価指数だよ。
NASDAQ100
米国ナスダック市場に上場している金融以外の優秀な企業100社が対象の株価指数だよ。
ハイテク企業の業績のおかげで非常に高い成長を見せたのが印象的だね。
時価総額加重平均型の株価指数だよ。
米国株式のインデックス・ファンドの解説はこちらです。
全世界株式に投資するインデックス・ファンド
世界の経済は右肩上がりに成長を続けているんだ。しかも、分散投資としては株式を対象とするのなら一番大きいといえるね。だから長期投資の対象としては一番最初に候補になるんだ。
私が投資をはじめてする人にオススメするなら全世界株式だよ。
代表的な株価指数を紹介するね。
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス
全世界の大・中企業を対象にする株価指数だよ。
対象は45カ国以上で、対象企業は2500社以上になるんだ。
全世界株式の約85%をカバーしているよ。
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
全世界の大・中・小企業を対象にする株価指数だよ。
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスとは違って小企業も対象にしているんだ。
対象は47カ国以上で、対象企業は7400社以上になるよ。
全世界の株式市場の98%をカバーしている。最大級の分散投資ができる株価指数になるね。
全世界株式のインデックス・ファンドの解説はこちらです。
先進国株式に投資するインデックス・ファンド
先進国株式のインデックス・ファンドを資産運用に使うのは少し難しいんだ。
先進国株式は分散投資としては、全世界株式よりも少ない分散になってしまう。
リターンを考えると米国株式の方が効率が良くなる。
中途半端な投資先になってしまうんだ。
でも、この先進国株式を活用すると少ない手間で自分の好みのポートフォリオ(投資の配分)を作ることができるんだ。
先進国株式と新興国株式と日本株式を合わせると全世界株式と同等の分散投資ができる。
もし、新興国株式の割合を少ないポートフォリオを作りたいのなら、全世界株式だけの投資では調整するのが難しい。だから、先進国株式と新興国株式、日本株式のインデックス・ファンドを各々で購入して新興国株式の割合が少なめのポートフォリオを作ったりするんだ。
MSCI KOKUSAI インデックス
先進国を対象にした株価指数。
構成国は「アメリカ」「イギリス」「フランス」「カナダ」「ドイツ」などの22カ国。対象の中に日本は入っていない。
市場規模が一番大きなものが「アメリカ」で70%程度。
大・中型株を対象。
銘柄数 約1300銘柄
時価総額加重平均型
FTSEデベロップド・オールキャップ・インデックス
こちらも先進国を対象にした株価指数。
先進国の構成国は「日本」「韓国」「アメリカ」「イギリス」「フランス」「カナダ」「ドイツ」などの25カ国。
市場規模が一番大きなものが「アメリカ」で60%程度。
大・中・小型株を対象
銘柄数 約5700銘柄
時価総額加重平均型
先進国株式のインデックス・ファンドの解説はこちらです。
新興国株式に投資するインデックスファンド
新興国株式のリターンは米国株式よりの高いといわれているよ。でも、新興国の個別株に投資をするときは新興国特有のリスクが存在するんだ。
新興国のインデックス・ファンドを活用すれば新興国特有のリスクを大きく減らすことができる。とはいえ、新興国への投資にはリスクが存在しているのは間違いないから、自分のリスク許容度に応じて投資をすることが大切だね。
新興国株式への投資についての解説はこちらです。
まとめ
投資をはじめてするなら、まずは全世界株式のインデックス・ファンドで積立投資をして投資に慣れることをオススメします。そして、投資に慣れると自分の投資家としての性格がわかってくるはずです。それは、投資に対するリターンの期待値やリスクの許容度、投資先の将来性に対する考え方などです。
投資家として成長したら自分だけのポートフォリオ(投資配分)を作りたくなると思います。
そんな時に、これらのインデックス・ファンドは大きな助けになってくれるはずです。
今回のブログがみんなの選択の手助けになれば嬉しいです。
それではみんなでコツコツ小さなお金持ちになれるようにいっしょに頑張りましょう。
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